喪服に合う帯の選び方 【若葉、美浜なら2日後お届け可能】

喪服においては、洋装での参列者がおおよそをしめておりますので
着物の決まりごとについてはわからないという方が多くいらっしゃいます。
帯の選び方についてもその一つではないでしょうか。

 

喪服の帯というと、黒喪帯と色喪帯におおまかに分かれ、着物(黒・色)と
どのように組み合わせるかということにより格が変わります。
喪帯は「黒共帯」「色共帯」と呼ばれることもあります。黒の帯としては
名古屋帯や京袋帯が一般的です。名古屋帯は名古屋仕立てと呼ばれることも
あります。京袋帯の方は、一本の帯を夏冬兼用で使うことができます。
表と裏をリバーシブルに使うことにより、夏にも冬にも使用することができる
帯です。袷の喪服、夏の喪服、どちらにも合わせられるよう、片面には袷用
もう片面には夏用の織りの帯地を合わせて仕立てています。

 

jyuzu

 

名古屋帯は、お腹に巻く部分は帯幅の半分に、お太鼓になる部分は幅が広く
なっています。中の部分には帯芯が入っていて、そのおかげでしっかりと
しています。名古屋帯は、現代人には少し短めの帯です。京袋帯の方が
比較的長めですので、ふっくらしている方は京袋帯を選ぶ方が安心かも
しれません。色喪服と同じで喪帯の地紋には、喪専用のものと慶弔どちら
にも使わている地紋があります。黒喪帯には「本紋、紗綾形紋、雲紋」と
いった慶弔どちらにも用いられる地紋が比較的多いです。また、色喪帯には
喪専用として使われる「蓮華文、凡字文、般若心経文」などの地紋が多いです。

 

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