家紋の正しい選び方 【戸畑、小倉なら明日お届け可能】

男性の場合、洋装で喪服を着れば基本的に全身が黒一色となり
家紋が入ることはありません。女性にしても黒のワンピース等を
喪服とする場合は同じことが言えます。

 

ただし、男性はともかく女性の場合、和装での喪服を着て葬儀に
出ることが現在でも多々あります。この場合、黒い喪服の中に白く
抜かれる形で「家紋」がはっきりと記されます。

 

数珠

 

こうした女性の喪服に白抜きで記された家紋、(仮にその女性が
既婚者であれば)嫁ぎ先の家紋を付けるものと思ってしまいがち
なのですが、実は一概にそうとは言い切れないものなのです。
女性には、結婚相手の家に嫁いでくる際の嫁入り道具の一つとして
実家から喪服を用意するという風習が存在します。その喪服に
記された家紋は、その女性の実家の家紋なのです。
これを「女紋」と呼びます。また、嫁いだ後に喪服を作った場合は
嫁ぎ先(つまりご主人)の家の家紋を喪服 家紋として記すしきたりも
存在すると言われています。

 

もちろんこういったいわゆる民俗風習は、地域や時代によって
異なったりするものですが、ともかくも女性が和装喪服を着用する
場合は、その時その時の正しい家紋を間違いなく選択するように
しておきましょう。事前に家族や親類の女性年長者に質問し
自身の家紋にまつわる仔細の確認を取っておくことなども良い方法です。

 

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