清めの塩の考え方について 【平日14時までの注文で千葉市に翌日お届けできます。】

塩で清めるというのは、実は仏教ではなく神道の発想です。

 

日本人の生活の中には古来より神道の考えがそこかしこに
存在しているため、穢れを払うその風習に違和感を覚える
人は少ないですが、葬儀に立ち会うことや死者を送る時に
遭遇する死を穢れとは考えない仏教の教えでは、葬儀後の
清めも本当なら必要とされません。参列後清めの塩を
渡されないことがあるのも、そうしたわけです。

 

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とはいえ神道にとって、亡くなった人と接触を持つことの
全てが穢れになるのかといえば、そのようなことも
ありません。故人ではなく、故人に寄りついてくる邪気
こそが穢れであり、邪気を持ち帰らないために清めの儀式は
行われます。

 

邪気を連れたまま家の玄関を通ってしまうと、侵入してくる
悪いものを止めることができなくなります。清めの塩を利用
する際は、必ず玄関をまたぐ前に使用しましょう。

 

家の中にいる人の手を借りて、誰もいないなら自分の手で
それを一つまみずつ胸に背中に足元にとかけ、付着したものは
手で払いましょう。そうしてから改めて家の中に入るのが
正式な清めの方法です。

 

 

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