お洒落のひとつとして、披露宴に香水をつけて行く人がいます。
それ自体は咎められることではありません。ほのかな香水の薫りは
たしなみのひとつです。しかし、披露宴に招かれているゲスト
であるならば、少しは配慮が必要です。花嫁よりも目立つような行為は
避けたほうがいいですし、何より香水のつけすぎは、不快なのです。

披露宴には、ご馳走が出されますが、こうした美味しい食事の
味覚を狂わせてしまう可能性があります。人間の嗅覚は、味を決定
する大切なものです。よく、舌で味わうと言いますが、そのじつ鼻で
料理のよしあしを判断しているものなのです。

さらに悲劇なのが、最近人気のガーデンスタイルの披露宴の場合
です。野外での香水は虫が引き寄せられる元なのです。
とくに柑橘系の香水を身につけていると、瞬く間に虫が群がります。
自分のせいで、周囲のゲストにも多大な迷惑が掛かることになります。

香水はほどほどに、もしくはつけていかなくてもいいくらいです。
匂いというのは、非常に存在感を持っているのだということを
頭の片隅に、常に持っていましょう。

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