あちこちに触れたり駆けまわったりという好奇心旺盛な
行動や、それに合わせて発せられる、幼子特有の甲高い
声は、場の粛々とした空気を乱す、葬儀での迷惑行為の
一つに数えられます。

 

 

お子さんを葬儀に参列させること自体は批判を受ける
ものではありませんが、その振る舞いが他者の迷惑と
なってしまうなら、大人しくできない子供を無理に
連れてくることが、親として正しい判断であったとは
言えません。

 

特に年端も行かない赤子や、集団行動を経験していない
小さな子供は場の空気を読むということもできなければ
叱られたから泣き止もうと、直ぐに自分の感情を
コントロールすることも難しいといったレベルで
あるのが普通です。

 

そんな子供が泣き声を上げるたびに式を抜け出しなだめる
のは、いくら親の務めであるとはいえ、限界というものが
あります。

 

近しい親戚や家族など、参列しないと言いにくい関係も
あるでしょうが、それでも式を台無しにするリスクを
背負ってまで強行するべきではありません。

 

誠意ある態度で相手に説明をして、少し顔を出すだけで
収めてもらうか、子供を置いて一人で出席することを
許してもらうか譲歩をお願いしてみましょう。

 

 

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