喪服にて結ぶネクタイは黒と相場が決まっていますが
しかし黒であれば何でも良いという訳ではありません。

 

ストライプやドットといった柄が入っているのは
ほとんど目立たないというレベルでも避けるべき
ですし、黒光りして見える光沢のあるものなどは
ご法度です。

 

 

少しぐらいなら問題ないだろうと油断してしまい
がちですが、喪服の深い黒に対して、純粋な黒で
ないものは思いのほか浮いて見えるものです。

 

製法に関してもやはりベーシックなものが一番
ですので、編み込みタイプのニットタイなどは
あえて選ばないようにしましょう。

 

たかが織り方の違いとはいえ、ニットタイ独特の
雰囲気はおしゃれ度が高いがゆえに主張も強く
遠目ではぎりぎり耐えられたとしても、人と
言葉を交わす時に当たり障りのない黒ネクタイで
ないとまず気付かれます。

 

気付かれたら最後、ニットタイを葬儀の場に
持ち出す発想に、大人としての常識を疑われる
ことになるのです。

 

手持ちの黒ネクタイはニットタイしかないと
いう時でも、使用するのは止めた方がよいです。

 

専門店でなくても近くのスーパーなど、取り
扱いのあるお店に調達に走りましょう。

 

 

礼服レンタル.com