葬儀において、ネクタイの色は黒と決まっています。基本はそうです。
しかし、たまに白いネクタイを付けている人を見かけることがあり
もしかして、白でもいいのでは？と疑問を持たれることもあります。

この場合の白ネクタイとは、おもにキリスト教系の新興宗教や一部の
神道系の宗派が、身につけているものであり、特定の宗教を持たない
人や、旧来の仏教、神道などを信仰している人はやはり黒ネクタイが
基本になります。実際に白ネクタイをして葬儀に出かけると奇異な目に
晒されることが多いと思います。それ程、珍しい事なので、特別な
宗教信条がない場合は、黒ネクタイで統一してください。

しかし、喪服で白い着物を着ることは、認められていることですので
ネクタイを一括りに考えないでください。ネクタイに関しては
洋装になりますし、和装とは考え方も異なる点、マナーとしいては
黒ネクタイが正当になります。

信教の自由がある以上、参列した葬儀で白ネクタイを見かけたとして
も闇雲に本人に批判を浴びせるのは、諍いの元ですので控えたほうが
いいでしょう。

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