都合が悪く結婚式に出席できないという時には、注意するべきマナーが
礼服から祝電のマナーへと変わります。立場や格式を気にしなくて
よい分、礼服マナーよりも祝電マナーの方が単純でわかりやすい
ものとなりますが、油断はできません。

祝電を送る上で、気をつけたいポイントの一つは、使ってはいけない
言葉というものの存在です。切れる・別れる・離れる等の別離を
連想させる単語や、たびたび・しばしば・重ね重ねなどの再婚の
イメージに近い言葉は、祝電メッセージに使ってはいけません。
それらの言葉はゲン担ぎとしてではなく、常識的に使うべきではないと
判断されるものですので、不用意に使用すれば常識を疑われることに
なります。

注意点の二つ目は、祝電を送る時間についてです。祝電は披露宴の
最中に読み上げる都合もあって、披露宴開始の一時間前には届いて
おいてしかるべきものとされます。式場の都合や自分の都合を
考慮した上で、祝電を送るベストの時間を考えましょう。土壇場に
なって焦らずに済むように、半月から一ヵ月前といった単位で、
早めに手配しておくのがおすすめです。

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