御香典と御霊前の使い分け【名張市、 尾鷲市なら明日お届け可能】
御香典に御霊前に御仏前と、葬儀に携えて
いく不祝儀袋には一様に似たような言葉が
印刷されています。わざわざ分けて記され
ているのですから、いくら似ていても当然
そこには違いがあります。しかし、日本人
は宗教に関して自由な気質を持っているた
め、それらの違いはあまり認識されていま
せん。
不祝儀袋に書かれている三つの言葉を理解
するには、まずは香典の意味を知る必要が
あります。香典というのは葬儀の際、故人
をきちんと送ってあげられるよう用意する
線香や花を調達するために備えるお金のこ
とです。そのやり取りを明確にするために
御香典と書かれた袋をしようします。
その前提の上で、御霊前は霊体に対して備
える香典を指し、御仏前は仏に備える香典
を示しています。簡単に言えば、御霊前も
ご仏前も御香典なのです。
よって、相手方の宗派がはっきりしない場
合は御香典を、霊の概念がない浄土真宗の
場合はご仏前を、それ以外の例の存在を認
める宗派なら御霊前と使い分けるのが推奨
される形となります。
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