結婚式のマナー(参会者の礼装)

招待状に服装について指定のあるときはそれに従いますが、なければ礼装と考えます。礼装の格式は、正礼装(第一礼装)、準礼装(第二礼装)、略礼装(第三礼装)の三段階に分かれます。どれを着るかは、着る人の立場、新郎新婦との関係、披露宴の規模や格式、招待客の顔ぶれ、同伴者とのつり合いなどによって決めます。

 

礼装は女性の和裝の場合、未婚者と既婚者によって装いが違い、洋裝の場合は男女とも、昼と夜によって着るものが異なります。

 

ここでは準礼装(洋裝)を基準にお話しします。

 

kaj_y_02

 

◎男性の礼装

昼はディレクターズスーツ、夜はタキシード、「ブラックタイ」と指定があればタキシードです。

 

◎女性の礼装

昼はインフォーマルドレス、夜はカクテルドレスかディナードレスです。

 

◎夫婦は格をそろえる

夫婦そろって出席するときは、」二人の装いの格をそろえます。

 

◎「平服」でと指定があったら

招待状にそのように指定があったら、その指示に従います。ただ、平服は「普段着」ではないのでご注意を。