和装喪服の紋のあれこれ【名張市、 尾鷲市なら明日お届け可能】
女性は嫁入りの際に、実家の紋が入った着
物を持ってくるという風習があります。
最近は自分で着物を着られる人も少なくな
ったので、箪笥と同様に「必ず」といった
ことはなくなりましたが、地方によっては
いまだに嫁入り道具の一つとなっているよ
うです。
葬儀の際は、ご自分が喪主だったりご主人
が喪主の場合、女性の喪服は着物の方が良
いとされています。現在は様々な事情によ
り和装と洋装の比率は半分くらいになって
いますが、普段から細かいマナーに厳しい
土地柄であれば喪服は着物を選んだ方が良
いでしょう。
紋についてですが、結婚式前に作った着物
は「実家の紋」が入り、結婚した後に作っ
た着物であれば「嫁ぎ先の紋」が入ります。
これは喪服の場合も同様です。
地方によっては「女紋」といって、女性だ
けが引き継ぐ紋もありますが、この場合の
紋の数は五つ紋(背紋・袖紋2・包紋2)
になります。
レンタルなどで喪服の着物を選ぶこともで
きますが、この場合の紋の数は「五三の桐」
であることが多いです。紋を変更したい場
合は「貼り紋」という方法もあるのでレン
タルする際に相談してみてはいかかでしょ
うか。
礼服レンタル.com