黒のベールはカトリック信者のスタイル海外発信の映像などで、頭に「黒のベール」をかぶり葬儀に参列する女性の姿を 見ることがあるかもしれませんが、それを西洋での「正式な礼服スタイル」と認識するのは間違いです。
「ベール」は宗教上の理由にて使用されるもので、洋装や喪服一般に対してのマナーではありません。
ブラックフォーマルの礼服の頭上に、黒のベールを乗せて葬儀に参列してよいのは「カトリック信者」のみです。
カトリック信者でない人が葬儀の場でベールを付けるのはマナー違反ですし、信者であっても 仏教式の葬儀では状況を見て利用を慎むということも必要になります。
カトリックへの理解のない人から見れば、黒いベールは喪服を飾るおしゃれアイテムのように 見えてしまうからです。見よう見まねのスタイルで葬儀に参列するのは、非常にリスクが高い行為 となるので避けましょう。
ベールに限らず喪服に関しては、宗教によっても正解となる形が様々に異なりますので、利用用途 がわからないものを、それらしく見えるからと安易に使用するのは失敗の元です。
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