葬儀のマナー(靴編)
何ごとも昔からの習慣が活きている葬儀ですから、履物についても細かい約束事があります。
◎どんな靴がいいのか、悪いのか
葬儀用の靴は光らない黒、デザインはシンプルに、というのがマナーです。色華やかな靴、おしゃれな靴はご法度です。
◎男性の靴
できれば、つま先に横一文字のラインが入った黒靴です。素材は本革が最高、合成皮革でもいい。フォーマル感が大切です。
- 履いてはいけない靴
革靴でもアニマル柄のものは殺生をイメージさせるからだめ、スニーカーなど、カジュアルなものはいけません。長い、黒色の靴下を履いて下さい。
◎女性の靴
女性の場合も、シンプルで飾りのない黒がいい。ヒールは高すぎず、太めのものがお勸めです。素材はやはり布製、ポリエステル、合成皮革、本革でどれもツヤのないもの。
- サンダルなど露出の多い靴、ピンヒール、つま先やかかとのない靴、ウェッジソールやヒールのない靴などは履いてはいけません。タイツは厳禁で、肌色か黒いストッキングを履いて下さい。
◎子供の靴
できれば黒い革靴、なければ黒あるいはグレーなど目立たない色のスニーカーを選んで下さい。