どう使い分ける?御香典と御霊前 【平日14時までの注文であきる野市に翌日お届けできます。】

御香典に御霊前に御仏前と、葬儀に携えていく

不祝儀袋には、一様に似たような言葉が印刷され

ていたりします。わざわざ分けて記されるのですから、

似て見えても当然そこには違いがあるのですが、

宗教に関して自由な気質を持つ日本人のスタンスに

より、それらの違いはあまり認知されていません。

 

a334a445c08a36347d9bc1c3de909119_s

 

不祝儀袋に書かれる三つの言葉を理解するためには、

まず香典の意味を知る必要があります。香典というのは

葬儀の時、故人をきちんと送ってあげられるよう用意する、

線香や花を調達するために供えるお金のことです。

そのやり取りを明確にするために、御香典と書かれた袋

を使用します。

 

その前提の上に御霊前は霊体に対して供える香典を指し、

御仏前は仏に供える香典を表してそう示します。簡単に

言えば、御霊前も御仏前も御香典なのです。

 

よって相手方の宗派がはっきりしない時には御香典を、霊と

いう概念がない浄土真宗以外の、霊の存在を認める宗派なら

御霊前を、浄土真宗を宗派としている時には御仏前をと使い

分けるのが推奨される形となります。

 

 

礼服レンタル