女性が喪服を着てお葬式に参列する場合、装飾品として真珠を
身につけることが正しいとされる意見があります。しかし一方で
本来的に真珠のような装飾品を喪服に合わせて葬儀に出席するのは
NGで、あくまでも現在はそれが許される風潮が高まっただけに
過ぎないという見方も同時に存在します。

いずれにしても、真珠を共に身につけてお葬式に出席することは
現状、ごく当たり前の事として定着はしておりますので、あとは
いかにマナーに反しない形で真珠を選択するかが重要であるとも言えます。

一般に近年、女性の間ではシンプルかつナチュラルなグレー系の真珠や
渋く色味を抑えたプラックパールをつけてお葬式に出席する方が多く
なっています。いずれの真珠も華美過ぎず、喪服の落ち着いた色調に
映えるもので幅広い層から真珠としての人気が高まっています。

もちろん、無理に真珠をつけて出席しなくても良いわけですが
前述したような落ち着いた色味の真珠ならば、マナーに反するような
印象は皆無であると断言しても過言ではないでしょう。

ただし、弔事に二連のものを持ち込むのは良しとされません。
不幸な出来事が再び繰り返されるという古来からの考えに基づく
日本の慣習です。ですから、真珠に関しても必ず一連のものを
使用するようにしましょう。

礼服レンタル.com