白い喪服の意味 【平日14時までの注文で勝浦市に翌日お届けできます。】

喪服というのは黒、というイメージが定着していますが、最近
中村勘三郎さんのお葬式で奥さんが白い喪服を着ている様子が
見られました。もちろん、なにかに反発しているわけではなく
深い弔意を示しているものです。奇抜な衣装にも思えるのですが
歴史を見てみるといたって当然のことでもあったりします。

 

実は日本でも、喪服は白であったり、黒であったりと、何度か
色の変化が起こっています。そして最近になり海外では黒い
喪服が主流ということなどを受け、喪服は黒ということで定着
してきたというのが実情です。

 

線香と菊

 

もちろん死者へ敬意、弔意を示すという喪服の意味で着られて
いますが、かつては、穢れている死者との接触を断つという
意味もありました。それは白い喪服であっても同じです。

 

ただ、白い喪服というのは、特に奥さんが着ている場合には
違う喪服 意味も持っています。それは、亡くなった人の
白装束に合わせるという意味もありますが、もう誰の妻にも
なりません、という意志を示すものでもあるのです。

 

ですから、昔は結婚式の白無垢をレンタルなどしませんから
それぞれの家でとっておいて、旦那さんの葬儀になったら
未亡人となった奥さんは袖を詰め、喪服として使っていたと
いう歴史もあるようです。

 

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