不祝儀袋での間違いやすいこと 【平日14時までの注文で野田市に翌日お届けできます。】
通夜や葬儀の時に渡す袋を「不祝儀袋」と
いいますが、中に入れる金額の事には気を
配っても、宛名などの「書き方」については
意識されていない方も多いようです。
今回は、正しい「不祝儀袋の書き方」について
書いてみましょう。
・宛名書きなどは「薄墨」で書く
なぜそのようになったのかは諸説ありますが
昔は墨と筆しかなかったので、しっかりと墨を
磨って準備をしていたと思われないように
薄墨で書くということのようです。
・名前はフルネーム、住所も必ず書く
ご遺族の方は、その後の整理や挨拶をする際に
不祝儀袋を確認します。いくら身近な付き合いで
あっても、名前と住所はしっかりと書いておく
ことが、マナーになります。
・葬儀と法事は、書き方が違う
葬儀の時には「御霊前」と書いたからといって
法事の時に同じように書いてはいけません。
宗派によって考え方は違いますが、四十九日を
すぎると、亡くなられた方が仏になると考え
られているので、法事の場合は「御仏前」に
なります。こちらは、マナーというよりは
常識を問われることになりますので、注意が
必要です。
私は、不祝儀袋には「ご香典」と書きます。
これなら、宗派を気にすることもありませんので
どうすればよいかわからないときは、このように
書いてみてください。