手紙で見舞う、喪中見舞いと寒中見舞い 【平日14時までの注文で新潟市に翌日お届けできます。】
喪中見舞いは、喪に服す期間にある相手を気遣い
心ばかりの慰めを届けるために送るものです。
似た流れで使用する手段に寒中見舞いがありますが
これは年賀の挨拶ができない時に、季節に合わせて
労わりの心を綴ることを目的とします。
1月5日の寒の入りのころから、立春の前日となる
2月4日までに送ることが定められている寒中見舞いと
季節を問わずに交わせる喪中見舞いの挨拶は
厳密には異なります。
喪に服する相手に対して手紙で見舞うシステムが
広く認知されるようになったのは、ひっそりと行う
家族葬のスタイルが確立し始めた昨今のことで
改めて故人の訃報を知らせる遺族からの連絡が
見舞いという行為のきっかけとなった形です。
通夜や葬儀に参列できなかった相手に対しては
メッセージに加えて贈答用の線香や蝋燭を送る方法も
とられます。
はがきで見舞わなければならないというわけでもなければ
贈答品を添えるべきなどの決まりもない、喪中見舞いは
いわば、これからの時代のシステムです。
正解のないその対応に迷った時は一度連絡をとり
相手の反応を伺いつつ、支えとなれる行動を考えて
いきましょう。