結婚式にお呼ばれした際、ご祝儀袋を礼服のポケットから
剥き出しのまま出すのは、マナー違反です。

 

そのために「袱紗（ふくさ）」が存在します。

 

 

袱紗とは、ご祝儀袋の汚さないため、或いはお札を汚さない
ためのものです。

 

結婚という門出に折れ曲がったご祝儀袋を渡すことは
中身のお札も折れ曲がるということ。お祝いの席で曲がるとか
汚れるというのは、縁起の悪いものです。心から相手をお祝い
するつもりなら、袱紗を用意して使うのがベターです。

 

また結婚式には、年配の方も多く参列します。マナーに厳しい方も
多いはずです。その時に、新郎や新婦の友人や同僚が袱紗なしに
ご祝儀袋を出したら、新郎や新婦が恥をかくことになります。

 

中には、ご祝儀に入れるお札にも気を配りピン札を入れる方も
います。銀行で綺麗なお札に取り替えてもらったり、自身がアイロン
をかけて伸ばして来る場合もあります。

 

ご祝儀がいかに縁起物の側面をもつか分かるエピソードだと
思います。このような自覚のもとに、お金を汚さない袱紗を用いる
事をおすすめします。

 

 

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