「平服でお越しください」と言われたら?
冠婚葬祭での正しいマナー
結論
平服=「普段着(カジュアル)」ではありません!「略礼装・略喪服」が正解です
案内状や連絡にある「平服」とは、「礼服(最高正装)でなくても構わない」という意味であり、普段着(ジーンズやTシャツなど)を着て行って良いという意味ではありません。冠婚葬祭における平服は「略礼装(または略喪服)」を指します。男性ならダークスーツ(黒・濃紺・チャコールグレー)、女性なら落ち着いたデザインのワンピースやスーツ・セットアップを着用するのがマナーです。
【弔事】お通夜・法要・お別れの会での「平服(略喪服)」
喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3段階の格式があり、「平服指定」の場合は最もカジュアル寄りの「略喪服」を意味します。
- 男性の装い: 黒や濃紺・ダークグレーの無地スーツに、白無地ワイシャツ、黒無地ネクタイ、黒の革靴を合わせます。
- 女性の装い: 暗めの色(黒・ネイビー・グレー等)の無地ワンピースやアンサンブル、パンツスーツに黒パンプスを合わせます。ストッキングは黒または肌色でも許容されます。
- 注意点: 略喪服であっても、光沢感のある素材・派手なアクセサリー・肌露出の多いデザインは厳禁です。
【慶事】結婚式二次会・お祝いの席での「平服(略礼装)」
結婚式の二次会やパーティーなどで「平服でお越しください」と案内された場合も同様に、「スマートエレガンス・インフォーマル」に相当するキレイめな服装を選びます。
【慶事の平服スタイル例】
・男性:スーツ(ネイビーやグレー等)に明るい色のネクタイ、またはジャケット&スラックススタイル
・女性:華やかさのあるワンピースやボレロ、セットアップにパンプス
「平服」は主催者の「かしこまらず気軽に来てください」という配慮の言葉ですが、場に相応しくないラフすぎる服装は参列者自身の品性を疑われてしまいます。迷った場合は「礼服と普段着の中間(スーツスタイル)」を意識し、ぬかりなく準備しておきましょう。
