神前式でもチャペル式でも、結婚式の場にスーツやドレスではなく、日常生活の中で着るようなラフな格好で入場するのは明らかなマナー違反です。どんな服を着ようと個人の自由、人からどう思われようと気にしないという理屈も、結婚式の参列者としての立場では通りません。ゲストの恥はホストの恥であり、招待してくれた新郎新婦のメンツをも傷つける行為となるので、絶対に止めましょう。相応しい服装を用意する時間がないのなら、訳を話して参列を辞退するのも勇気です。
神社も協会も式場も関係ない、本当に身内のみで行うスタイルの結婚式に関しては、新郎新婦からの説明をよく聞いた上で行動しましょう。ラフな雰囲気の式であっても、大抵は日常着の中からフォーマルな服装を選択するという暗黙の了解が存在していたりしますので、言葉のままにTシャツやジーンズを着用していくと、空気の読めない人間の認定を食らう可能性が高いです。おめでたい席でのラフには、日常のラフとは異なる意味合いが含まれています。