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葬儀の際にカフスをつけるのはマナー違反?
喪服の写真02
礼服の装飾といえば、カフスはタイピンと共に切っても切れないものです。しかし、慶事ならばともかく、お通夜や葬式といったお悔み事の場合においては、それをつけたままで礼服を着て行っても問題ないのでしょうか。そもそも礼服は喪服としても使用できる式典用の衣装なのですが、極力派手やかな装飾を抑えるというのが、葬儀でのマナーとされています。しかし、これにも諸説があり、タイピンは論外だが、喪服のカフスについては黒い色のものなら問題なしとされることがあります。とはいえ、葬儀のマナーは地域の風習や出席者の気持ちにも大きく左右されるものです。場合によっては、結婚指輪だけが許されるものの、その他の装飾品はカフスを含めすべて完全に外しておいた方が良いとされることもあります。いずれにしても、親族内の年長者や、葬儀を取り仕切る責任者等に諸々の確認を取っておく方が良いでしょう。分からないことを質問するということに関しては、全くもって失礼にはあたりません。

普段からスーツを着て仕事をするビジネスマンの中には、カフスと呼ばれる、袖に付ける装飾品を好む方も多いかと思います。見た目にも華やかですので、喪服を着用している時にもカフスをつけたいと思うのも、無理はありません。しかし、葬儀では大変失礼な行為と見られてしまいます。お祝い事でもないのに、着飾っているという印象を与えてしまいます。故人への哀悼の意がないとみなされてしまうのです。よって、カフスは喪服には厳禁です。女性が真珠のネックレスを首につけているから、真珠のカフスなら・・という考えも過るとは思いますが、女性のネックレスと男性のカフスでは捉えられ方が全く異なりますので、気をつけましょう。女性は身だしなみのひとつとして故人に敬意を払う事にありますが、男性のカフスは無礼千万な行為として受け取られます。礼服としてカフスを使用できるのは、お祝いごとのみです。結婚式や入学式、卒業式などにのみカフスは使用するように心得てください。葬儀でのカフスは常識をも疑われてしまいます。
喪服の写真01

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